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大島一周フロントライズアップ(立ち上げ)
 

一周フロントライズアップの方法
  最初にAライザーを持ったら、脇を占め両肘を胸に付けます。
     
  その状態でAライザーを持った両手を出来るだけ高くあげ、
肘が両脇から離れないように気を付けながら手首をできるだけ両サイドに広げます。(あまり狭いとガードをしぼってしまうからです)
その時、両手は自分の肩から10〜15cm位上に出ていて両親指は目の横にあるはずです。
     
  そのままの状態で前へゆっくり出てテンションを張ります。
     
  テンションがかかったら一度その状態で足を半歩または一歩後ろに下がります。
半歩か一歩二歩かの判断は風の強さで決まります、無風の時はできるだけ下がります。
     
  風が弱い時は強めに前へ出ます。Aラインのテンションが入った瞬間にフルスロットルにします。
(この動作で、ラインがガードの半分よりもっと上に来るのでラインでガードを絞ってしまうことを回避します)
ここが1番大事ですこの状態の形であれば無風でもキャノピーが自分で立ち上がります。
◎キャノピーが頭の上に来るのを確認したら今度は両方のブレイクコードを体が浮き上がるまで軽く当てておきます。(浮いたら戻します。)
(これによりキャノピーが頭を追い越すのを予防するのとアタックアングルが作れて結果、浮き上がりが早くなります。)
注意 初級機の場合はブレイクコードを引きすぎると失速の恐れがありますのでグラハンで練習して確認してください。

  練習方法としてグラハンで同じことを、無風でも強い風でもやって見てください。 絶対わかるはずです。

  最初は感覚が分からなかったら頭の上にキャノピーが来たなと感じたら上を見て確認したらいいでしょう。

  キャノピーが頭の上に来たら前へ出ますが、風の状態及びキャノピーの状態で前へ出るスピードが決まりますが、全て一生懸命前方へ走って下さい
(うまく決まると歩いてテイクオフできるはずです。)
  いずれにしても他の人達よりはるかに短い助走のテイクオフが出来ます。
注意・・・上げながらテンションが入らないと感じたらスロットルをオフにして取りやめてください
     
  半歩下がって1歩出ながらスロットルをフルに開放すると言いましたが、
風が少しでも強い時は2歩も3歩も下がって思い切り走って勢いを付けてフルスロットルにするとテンションが入りすぎて体が飛ばされて非常に危険ですので思い切り走るのはやめて下さい。
(一周フロントは少しでも風があれば走らなくて良いのです。半歩か1歩前へ出るだけでokです)
注意前へ一歩踏み込んだと同時にスロットルを目一杯握りますが、あまり早く吹かしてしまうとキャノピーがプロペラの風でつぶれてしまうか、上がる時にAラインがガードをしぼってしまいプロペラの破損の原因にもなります。
一歩踏み込むと同時にスロットルをフルに握り込むタイミングを覚えてください、軽く上がってきます。

  このやり方は出来るようになると安全で誰でも出来ます。
(両肘が両脇に付いたままなので非力な方でも腕だけでキャノピーを支えるのではなく、体全体でテンションを受け止める事ができるからです)

    ・両膝を地面に付けてのコントロールの練習も効果的ですね!
・仰向けに大の字に寝てやるなど工夫し遊びながらやると楽しいと思います。

  自分に合わないと思ったらやめてください

  あまり文章がうまくなく伝わるかどうか分かりません、慣れてくるとこのフロントの方法だと普通の3分の1位の助走距離で飛ぶ事ができます。

  この方法ではかなりの風でもフロントライズアップでテイクオフする事ができます。

  グライダーによりAライザーを持つ位置が変わります、簡単に言うと初級機など遅い機体はAライザーのリングの辺りを持ちます。早い機体、上級機ほど長めに持ちAライザーのリングより下のほうを持ちますが自分のキャノピーの位置を探してみてください。
(一周フロントだけではなくフロントすべてに言えます)

  この一周式フロントライズアップ方法は、あくまでも参考資料です。
興味のある方は、文書だけではよく解らないと思いますのでUチューブの一周フロントマニュアル及び一周フロント最新動画を参考にしてください。
     
   
監修 PPG湘南平塚 大島一周

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